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歯列拡大
歯列拡大とは
歯列拡大は今より食物をもっと咀嚼できるように改善することを目的としています。
小学校を卒業する頃に乳歯は全て抜けて永久歯に抜け変わり、大人の歯並びになります。乳歯の奥には新たに第一大臼歯、第二大臼歯が萌出し、大人の嚙み合わせが完成します。しっかりした嚙み合わせの人もいますが、上の歯の当たるべきところが、下の歯の中央に当たらず、しっかり咬めない人が多くいらっしゃいます。永久歯の歯並びが完成した時からその嚙み合わせなので、食物を咀嚼するとはどういうことかわからず、よく噛めない状態で一生を過ごされます。これはその人の人生にとって大変なマイナスです。
食生活の変化等に伴い、現代人の顎の大きさは、小さくなり歯が並びきらずに重なり合って乱ぐい歯になることが多く、成人してから矯正する方が増加しています。ひどい時は大切な歯を抜いて凸凹を調整します。特に永久歯列が出来上がる前の小学生の皆さんに歯列拡大をしていただくと大切な永久歯を抜かなくてすみます。
小学生、中学生の方の歯列不正を早期に発見し、必要があれば歯列拡大を行い正しい咬み合わせを獲得することは大切な事です。
私は塾に行かせる位なら歯列拡大をして奥歯がしっかり咬み合うようにしてあげることが重要だと考えています。それは小学校の健診に行って、しっかり噛めている子は成績のいい子だということに気がついたからです。
小児の歯列拡大はここに掲示した大人の症例と違って、簡単な歯列拡大装置で(費用は10万円位)咬合改善を行うことができます。
歯列拡大の効果
歯列拡大によって得られる効果は食物を良くかみ砕くことができるようになることですが、口の中だけでなく、全身にもいい影響を与えることに繋がります。
・食物を良く咀嚼できるようになるため下痢や便秘が治ることがあります。
・自律神経が安定し体調が良くなる。
・臼歯の咬み合わせが安定しパワーがでる。
・鼻詰まりや、口呼吸の人に改善がみられる。
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歯列拡大
①歯列の幅の拡大
治療内容 ご自分で取り外し可能な床拡大装置を使い、歯列の拡大を行い安定した咬み合わせを求め、食物をより効率的に咀嚼することを目的とする。それにより自律神経の安定、食いしばりの緩和、より活動的な身体能力を求める。 治療期間 2年6か月 費用 初回30万円、装置交換(上顎5万円×2回、下顎5万×3回)※月一回調整3000円 リスク 切端咬合、反対咬合はこの治療は禁忌、初診時、十分な検査計測により対応 ①歯列の幅の拡大
②内側に倒れこんでいる歯が歯列の中に治療内容 ご自分で取り外し可能な床拡大装置を使い、歯列の拡大を行い安定した咬み合わせを求め、食物をより効率的に咀嚼することを目的とする。それにより自律神経の安定、食いしばりの緩和、より活動的な身体能力を求める。 治療期間 2年8か月 費用 初回30万円、装置交換(上顎5万×2回、下顎5万×2回)※月一回調整3000円 リスク 切端咬合、反対咬合はこの治療は禁忌、初診時、十分な検査計測により対応 ①歯列の幅の拡大
②前歯の重なりが改善
③出歯が改善治療内容 ご自分で取り外し可能な床拡大装置を使い、歯列の拡大を行い安定した咬み合わせを求め、食物をより効率的に咀嚼することを目的とする。それにより自律神経の安定、食いしばりの緩和、より活動的な身体能力を求める。 治療期間 4年3ヶ月 費用 初回30万円、装置交換(上顎5万×3回、下顎5万×3回)※月一回調整3000円 リスク 切端咬合、反対咬合はこの治療は禁忌、初診時、十分な検査計測により対応